チャンピオンズリーグ アーセナル側から見たミラン戦の感想

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チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦。
アーセナルスタジアムでのミランとの試合は
久しぶりに強烈な期待感と緊張感が入り混じるTV観戦となりました。





結果の方は多くの方がご存知の通り、
ホームのアーセナルが押し気味に試合を進めるも0-0の引き分け。
終了間際の決定機を逃したため残念な引き分けという印象が残りがちですが、
個人的にはそう悪くも無い結果だと思います。

引き分けは悪く無い結果
そう思える理由はまずアウェーゴールを与えなかったこと。
これで次の試合はミランの1点とアーセナルの1点に大きな差が出ます。

それか次の試合までにミランはリーグ戦が3試合組まれているのに対し、
アーセナルは2試合という日程面でのメリット。
おまけにセスクはたしかこの2試合が出場停止のはず。

順調に行けばロシツキーも帰って来てるはずなので、
ミランよりもいいコンディションで試合に挑めるんじゃないでしょうか。
ただ最近怪我人が多いのでその2試合で誰かしら壊れそうですが・・・。

考えられる不安材料
逆に不安材料としてよく挙げられる
「サンシーロの荒れたピッチではあのパスサッカーは出来ない。」
は意外と心配ないんじゃないかと思っています(半ば願望含む)。

というのもプレミアの試合で悪条件のピッチになった試合では、
ボールをコントロールしづらいという環境が
逆に相手チームとのテクニックの差を浮き彫りにさせ、
有利な展開に持ち込むことも多々ありましたから。

だからミランのテクニックのある選手が慣れている環境とはいえ、
そんなに大きな差はでないんじゃないかなと思います。

目立った選手:アーセナル編

まずはGKのレーマン。シーズン当初の大ポカ連発で干されたために、
久しぶりのCLでしたが頼もしかったですね。時節のGKはどうするんでしょう?

それからコロの故障で急遽出場したセンデロスも目立ってました。
完全に自身を取り戻しましたね。ただイチかバチかという守りがたまに出るので、
ピッポを倒して退場とかは無しでお願いします。

そしてフラットゥーゾことフラミニ。この試合のマンオブザマッチ級の出来でした。
いくら本調子ではなかったとはいえあのカカを1対1で何度もストップ。
たぶん大丈夫でしょうがどんな新戦力獲得よりも彼との契約延長優先!ですね。

目立った選手:ミラン編

カカは怪我の影響もあってか調子が悪そうでしたね。
強引にこられてシュートをズドン!というのが一番怖かったのでほっとしました。
今の調子のカカであればフラミニがしっかりマークをしてくれそうなので、
できればこのまま寝た子を起こさないように勝ち抜けたいところ。

それから評判のパトですが1TOP向きじゃないですよね。
カウンターでもサイドに流れて味方の上がりを待つシーンが多かったので、
あまり怖さを感じるようなシーンはありませんでした。
もっとドリブルで突っかければピルロのFKに怯えるシーンがあったでしょうね。

そして最大の謎カラッチ。

なぜ皆狙ったように彼の正面へシュートしたんでしょう。
あの笑顔からやさしさ光線が出てたからか?
ブッフォンが全てのシュートを正面でキャッチという話なら、
DFを使ったコースの限定や細かいポジショニング修正等ありそうですが、
あのやさしさ光線からはそんな細かいことは出て無さそうなんですけどね。

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コメント

  1. STEVE より:

    AYAさんの感想は的を得てて、ホントおもしろいです。
    フラミニは際立ってましたね。私も0-0は悪くないと思っています。
    サンシーロで1-1で渋く勝ち抜けってのを期待しています。

  2. AYA より:

    1-1で渋く勝ち抜けいいですね。
    でも心配されていた怪我人が出てしまったのは残念です。
    怪我の程度もかなり深刻なようですし、
    終了間際の引き分けで勝ち点まで落としてしまい、
    ショッキングな週末でした。